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リファラースパムを除外(フィルタ)して正しい数字でサイトを解析する方法

リファラースパムを除外(フィルタ)して正しい数字でサイトを解析する方法

みなさんアナリティクス使っていますか?

恐らくブログやサイトを管理・運営されている方なら必ずといっていいほど、Googleのアナリティクスといったアクセス解析を導入してサイトの改善に役立てていることと思います。

しかし、アナリティクスを使ってサイトを解析していると、リファラースパムなんかもよく目にしますよね?みなさんは正しい数字を見れていますか?

トラフィックが増えているからといって喜んではいけませんよ!必ずどこからの集客が増えたのかを調べて今後に活用するようにしましょう!

ということで、今回はアナリティクスでのリファラースパムの除外方法についてご説明したいと思います。

リファラースパムとは?

「リンク元」を表すリファラーは、アナリティクスにもトラフィックの数字として計上されます。

サイト管理者はどこからのトラフィックなのかを調べるために、そのURLにアクセスしてしまうこともあるかもしれませんが、リファラースパムはリダイレクトを使い、特定のページに誘導させようとします。

そして、そのリファラースパムの数字も同じく計上されてしまうため、正しいウェブ解析を行う際に惑わされてしまいます。

なので、参照元を調べていて見たことのないURLがあっても、直接アクセスするのではなく、まずはそのURLを検索してみましょう。

すると大抵、リファラースパムの場合は情報がすでに記事として公開されていますので、参考にしてその参照元サイトをフィルタしておくことをおすすめします。(aguse.jpで…という話はここでは省きます。)

最近、話題となっていたリファラースパムは以下のような参照元です。

  • lifehacĸer.com
  • reddit.com
  • motherboard.vice.com

さらに、下記のようにTwitterを使ったものまであるようなので、突然増えた集客元は調べておく必要があります。

f:id:yuki53:20161218141801g:plain
みなさんも、怪しい参照元を見つけたらまずはアクセスしないようにしましょう。

リファラースパムをフィルタする方法

では、そういった解析の邪魔となるリファラースパムの数字をフィルタする方法をご紹介します。

まず、ビューごとにフィルタを設定することができますが、複数のサイトを管理している場合は面倒なのでアカウントの「すべてのフィルタ」からリファラースパムを設定して管理しているすべてのサイトにそのフィルタを適応させます。

下記の画像のようにアカウントから「すべてのフィルタ」をクリックします。

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次に「フィルタを追加」という赤いボタンをクリックしてフィルタする条件などを入力していきます。

以下の画像は特定の参照元(リファラースパム)をフィルタする場合の設定方法についてです。

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この設定によって、今後アナリティクスにはリファラースパムが計上されなくなります。

また、先ほどのTwitterの場合だと「Twitter.com」自体をフィルタしてしまうとツイートからの正しい訪問の数までもがフィルタされてしまうので、条件に「/3mapsVitaly」とするか、または言語を指定(この場合はロシア)するなどしてフィルタしましょう。

ただし、これは今後のアクセスに対しての設定なので、フィルタしたい場合は、早めの設定をおすすめします。

過去データからリファラースパムの数を削除する方法

リファラースパムは上記のフィルタを設定することで除外することができるようになりますが、過去データについては除外されません。←これ不便ですよね?

そこで少し調べてみると、過去データも正しい数字で解析したいといった場合は、セグメントを設定することでアナリティクスの過去データもリファラースパムを除外することができるようです。

セグメントの設定方法

このセグメントを設定するには、まずデフォルトで表示されている「すべてのユーザー」または「+セグメント」をクリックします。すると項目が展開されるので、「新しいセグメント」をクリックします。

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すると、下記画像のような項目が表示されるので、フィルタを条件にしてホスト名にそのリファラースパムのURLを入力します。

そして、リファラースパムは複数あると思われますので、見つけ次第このセグメントの設定で「AND」をクリックしてURLを追加していきます。

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すると、リファラースパムを除外したトラフィックを過去データも含めて確認することができるようになります。

一手間かかるので少し面倒かもしれませんが、もし必要であれば参考にどうぞ!

まとめ

と、このようにリファラースパムは過去データもセグメントを利用することによって除外することができるようです。

過去のアナリティクスの数字を見返す機会が多い方は設定しておくと便利かもしれません!ぜひ参考にしてみてくださいね?

この記事を書いた人
ゆうき
デザインに携わり早22年、Web関連を中心にSEOやマーケティングなど色々と語っています。

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